
メニュー
フローリングは、お部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。
最近では、天然木ならではの温もりが感じられる「無垢フローリング」や、価格・性能のバランスが良い「複合フローリング」など、選択肢が広がっています。
それぞれにメリット・デメリットがあり、使用する部屋やライフスタイルに合わせた選び方が大切です。
この記事では、『フローリングの種類と選び方のポイント』について詳しくご紹介いたします。
無垢フローリング(むくフローリング)とは、天然木をそのまま一枚板として使用した床材のことです。
合板を使用せず、木そのものの風合いや質感を楽しめるのが大きな特徴です。
複合フローリングは、複数の木材を重ねて接着した合板の上に、木材やシートを貼り合わせたフローリング材です。
構造的に安定しており、無垢材よりも価格を抑えて導入できるのが特徴です。表面の素材によって以下の3種類に分類されます。
表面に2~3mm程度の天然木を貼ったフローリング材です。見た目や質感は無垢材に近く、高級感があります。
天然木を0.2~0.5mm程度に非常に薄くスライスし、それを合板に貼り合わせて作られるフローリング材です。
合板の上に木目調の化粧シートを貼り付けたフローリング材です。天然木は一切使われていません。
日常的に使用するフローリングは、お手入れのしやすさも重要なポイントです。
ホコリや汚れが目立ちやすかったり、染み込みやすい素材を選ぶと、日々のお掃除に手間がかかってしまいます。
水や汚れに強い素材であれば、簡単に拭き取るだけで清潔を保ちやすく、忙しいご家庭でも安心です。
特にキッチンや洗面所、小さなお子様・ペットのいるご家庭では、掃除のしやすさを意識して選ぶと良いでしょう。
フローリングは長期間使用するものなので、キズ・へこみ・日焼け・湿気による変形に強いかを確認しましょう。
家具を引きずったり物を落としたときに傷がつきにくく、長年の使用でも反りや割れが起こりにくい素材を選ぶことが大切です。
特に小さなお子様がいる家庭や、日常的に負荷がかかる環境では、耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ないものが安心です。
理想のフローリングを選んでも、予算を超えてしまうと実現が難しくなります。価格は素材や仕上げ、施工方法で変動するため、どこに重点を置くかが大切です。
ライフスタイルや使用場所に合わせて素材を選び、予算の配分を考えることが重要です。
例えば、リビングなどの目立つ場所では見た目や質感を重視し、寝室や子ども部屋にはコストパフォーマンスを重視するなど、空間ごとに予算を調整すると効果的です。
種類 | 見た目の高級感 | 耐水性 | メンテナンス性 | 価格帯 |
無垢フローリング | ◎ | △ | △ | 高い |
挽き板(複合) | ○ | △ | ○ | 中〜高 |
突き板(複合) | △ | ○ | ○ | 中 |
シート(複合) | △ | ◎ | ◎ | 低〜中 |
種類 | 見た目の高級感 | 耐水性 | メンテナンス性 | 価格帯 |
無垢フローリング | ◎ | △ | △ | 高い |
挽き板(複合) | ○ | △ | ○ | 中〜高 |
突き板(複合) | △ | ○ | ○ | 中 |
シート(複合) | △ | ◎ | ◎ | 低〜中 |
フローリングの特性を理解し、ライフスタイルや空間の目的に合った素材を選ぶことが大切です。
「デザイン性を優先するのか」「機能性を重視するのか」によって、最適な選択肢は異なります。
理想の住まいをかたちにするために、床材選びにもこだわってみてはいかがでしょうか。
当社では、さまざまなメーカーの商品を取り扱っております。
ご希望のメーカーがございましたら、お問い合わせ時にお気軽にお伝えください。