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『開き戸・引き戸・折れ戸』あなたの暮らしに合うのはどれ？
『開き戸・引き戸・折れ戸』あなたの暮らしに合うのはどれ？
室内のドア（建具）は、空間の使い方や暮らしやすさに大きく関わります。今回は、主に住宅の内部に使われる建具の種類とそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介いたします。
目次
建具の種類
室内ドアは、開き方の違いによって大きく3つのタイプに分類されます。
- 開き戸
- 引き戸
- 折れ戸
どの方向に開くのか、片側か両側かなど、細かな違いによってさらに種類が増えますが、まずはこの基本の3つのタイプをご紹介いたします。
開き戸
開き戸とは、ドアを前後に押したり引いたりして開閉する、最も一般的なタイプのドアです。
開き戸の主な種類は、以下4つです。
- 片開きドア
- 両開きドア
- 親子ドア
- 袖ガラス付きドア
それぞれの特徴についてご紹介します。
開き戸の種類
片開きドア
片開きドアは、一枚の扉が一方向に開く最も基本的なドアです。設置が簡単で多くの住宅で使用されています。
両開きドア
両開きドアとは、2枚のドアを中央から左右に開くタイプのドアです。広い開口部を確保したい場所に適しています。
親子ドア
親子ドアとは、大きな扉（親扉）の横に、小さな扉（子扉）を組み合わせたドアです。
通常は大きな扉だけを使い、小さな扉は必要に応じて使用します。
袖ガラス付きドア
袖ガラス付きドアとは、ドア本体の横に固定されたガラス部分（袖ガラス）がついたドアです。
開き戸のメリット・デメリット
メリット
- 隙間が少ないため、気密性・防音性が高い
- コストパフォーマンスが良い
→引き戸と比べて比較的安価 - 狭い場所にも設置しやすい
- ペット用ドアの対応商品もあり、猫や小型犬と暮らす家庭におすすめ
デメリット
- ドアを開くために、前方に開閉スペースが必要となる
- 店舗などの場所では、人とぶつかるリスクがある
- ドアストッパーが必要な場合もある
引き戸
引き戸とは、ドアを横にスライドさせて開閉するタイプのドアです。
引き戸の主な種類は、以下3つです。
- Vレール引き戸
- 上吊り引き戸
- アウトセット引き戸
それぞれの特徴についてご紹介します。
引き戸の種類
Vレール引き戸
Vレール引き戸は、床のV字型レールに沿って開け閉めするスライド式の引き戸です。
上吊り引き戸
上吊り引き戸は、天井側のレールに扉を吊るして開閉するタイプの引き戸です。
床にレールがなく、すっきりとした見た目と段差のない構造が特徴です。
アウトセット引き戸
アウトセット引き戸は、壁の外側にレールを設置して、壁に沿ってスライドするタイプの引き戸です。
引き戸のメリット・デメリット
メリット
- 開閉時に前後のスペースを取らないため、空間を広く使える
- 開け放つことで風通し・換気ができる
- 開閉がスムーズで、誰でも扱いやすい仕様
デメリット
- 気密性・防音性がやや低い
- 設置には横幅のスペースが必要
- 引き戸自体が比較的高価
折れ戸
折れ戸とは、複数のドアが折りたたまれるように開くタイプのドアです。クローゼットや収納スペースで多く使われます。
折れ戸のメリット・デメリット
メリット
- 開口部を広く確保できるため、収納物の出し入れがしやすい
- 両開きのため、収納全体が見渡しやすい
デメリット
- 可動部が多く、開き戸や引き戸と比較すると不具合が起きやすい
- 開閉時に前後のスペースが必要
- 開き戸よりコストが高い傾向にある
まとめ
| メリット | デメリット | |
| 開き戸 | 気密性・防音性◎／安価 | 開閉スペースが必要 |
| 引き戸 | 空間効率◎／通気性◎ | 防音性△／コスト高め |
| 折れ戸 | 開口部が広い／中が見やすい | 不具合起きやすい／コスト高め |
| メリット | デメリット | |
| 開き戸 | 気密性・防音性◎／安価 | 開閉スペースが必要 |
| 引き戸 | 空間効率◎／通気性◎ | 防音性△／コスト高め |
| 折れ戸 | 開口部が広い／中が見やすい | 不具合起きやすい／コスト高め |
開き戸・引き戸・折れ戸にはそれぞれ異なる特性があり、設置場所や暮らし方に応じて最適な選択肢が変わります。
お部屋の使い方やライフスタイルに合わせて、自分に合った建具を選んでみてはいかがでしょうか。
MEISでは、Panasonic「ベリティス」やLIXIL「ラシッサS」を採用することが多いですが、DAIKENやNODA、LIXIL「ラフィス」などの建具メーカーも取り扱っております。
上記以外のメーカーにも対応可能な場合がございますので、ご希望やご検討中のメーカーがありましたら、お気軽にご相談ください。
